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創業者について

創業者 石井忠雄の精神

創業者の石井忠雄は、幼いころより父親から、「世のため人のために尽くせ。世のため人のために働け」と、日々薫陶を受けていました。この気持ちを胸に上京しました。

その頃の東京は太平洋戦争の戦禍からの復興の真っ只中でした。その中で、毎日の生活の用(煮炊き、お風呂、暖房等)のための薪や炭は、復興を支え、人々の生活を豊かにしてしていく必需品でした。薪や炭は人々の家庭に、笑顔の団欒をつくっていました。

薪や炭を皆様にお届けすること、そして皆様の暮らしが豊かになり、喜びの生活を創りだしていくことこそ、我が使命であると気づき、薪炭業を創業しました。父からの遺訓である「世のため人のために尽くす」ことが、わが社の創業の精神となりました。

その後、皆様にお届けする燃料は、薪や炭から、油へ、そしてプロパンガスに変わっていきました。しかしながら、この創業の精神は不変です。創業者の「商いは人の道。人に喜んでもらえてこそ商売ができる。世の中のため、人のために尽くすことが、真の幸せだ」という精神は、わが社の社員の心に今でも生き続けております。

石井忠雄の生涯

1933年(昭和8年)
東京市足立区北千住に米穀店の六人兄弟の下から2番目の子として生まれる。
1940年(昭和15年)
小学2年生で新潟に疎開。
1954年(昭和29年)
新潟より上京。苦労して貯めたお金と姉から借りたお金を元手に、東京都葛飾区金町で薪炭商「石井商店」を開業。
1956年(昭和31年)
液化石油ガス設備を設置し、営業開始。
1958年(昭和33年)
有限会社富士燃料を設立。社長に就任。
1962年(昭和37年)
株式会社富士燃料に改組。同代表取締役社長に就任。
1969年(昭和44年)
社名を富士産業株式会社に変更。
1977年(昭和52年)
フジ高圧株式会社(現・フジテック株式会社)を設立。同代表取締役社長に就任。
2008年(平成20年)
富士産業株式会社およびフジ高圧株式会社の代表取締役会長に就任。
2017年(平成29年)
同名誉会長に就任。
2018年(平成30年)
永眠。享年84歳。